2021年1月18日8時49分――蟹座エリアで満月が起きます。
満月は「目標のゴールテープを切り、過去にアプローズ(称賛)を送る」ことに適した日です。昨年の蟹座新月に立てた目標を振り返り、過去の自分を労ってみてはいかがでしょうか。目標を立てていなかったという人も、「心という器から愛を生み出し、愛を感じる」という目標を達成できる日でもあります。
今回は、そんな蟹座の満月の意味を解説し、あなたが過去にアプローズを送るためのメッセージをお伝えします。
蟹座の役割
12星座には、それぞれ重要なキーフレーズがあります。
蟹座は、“I feel.—私は感じるー”
蟹座は、感じる能力に長けている星座です。嬉しいという気持ちはとことん舞い上がるし、悲しくなるととことん沈んでしまう…。そんな感受性の強さは、蟹座の感じるという能力の高さゆえなのですね。頭で考えるのではなく、心を使って人生を謳歌しようとする蟹座は、愛に生きる星座でもあります。
愛は、心から生まれてくる感情であり、心は、愛を生み出す母体のような存在です。
蟹座生まれの人は、そんな愛と心の性質を生まれながらに知っている人物と言って差し支えありません。「母親」を象徴する蟹座は、独身であっても、男性であっても、愛する者のために愛を生み出す大いなる母なのです。その愛は、近しい相手や、親しい相手、ピンときた相手など…蟹座自身が「愛してあげたい」と判断された人物にのみ発揮され、表現されます。
蟹座は全人類を無作為に愛するような理想家ではありませんが、その愛を誰かに伝えたいと常に願っています。母親が子どもの心を愛で育てるのと同じように、愛が誰かの役に立つはずだと理解しているからですね。実際、ピンとくる対象を見つけた蟹座は、積極的に心から愛を生み出し、愛を感じ、表現します。それが、人生の意義だから。
今回の蟹座満月は、誰しもが「心という器から愛を生み出し、愛を感じる」ことにアプローズを送れる日です。強靭な星座は他にもあれど、愛という武器を手にした蟹座は、誰にも負けないほどに強い星座です。蟹座満月のこの日は、今まで自分が愛の力を生み出せたか、感じられたか、信じてこれたかを振り返るとよいでしょう。
満月の意味
今回の満月は、とくに「表現」「限界」「完璧」を強く意味します。
限界突破を意味する冥王星の影響を受けている満月なので、心が不安定になって、体を酷使する危険性も。心身の健康を保つためには、自分を否定せず、等身大の自分を肯定してあげるとよいですよ。蟹座は胃を司る星座でもありますから、消化のよい食事を心がけ、胃の疲れを癒してあげることもおすすめです。
落ち着いて過ごすことで、
・自分の気持ちを言葉にできた
・他者を愛する気持ちを表現できた
・完璧に物事をやり遂げた
・クリエイティブな分野に挑戦できた
・作業のクオリティが上がった
など、「表現」「限界」「完璧」という言葉から連想される目標を達成できるでしょう。
蟹座満月のアプローズメッセージ
蟹座は、他者に愛を向けることで相手を応援し、相手の力を引き出させてあげることが大得意。そんな蟹座にも実は欠点があって、それは「自分に愛を与える」という視点を忘れがちというところです。人に対してすごく優しい蟹座さんなのですが、なんでかな〜〜〜?自分対してだけあんまり優しくなくなっちゃうところがあるんですよね…。愛する誰かのために無理をし過ぎちゃうから、もっと自分に優しくしてあげてね、と吉田青央は言いたいです。
「あなたって愛情深い人だし、たくさんの愛を人に与えられるんですよね。でも、その愛情を、ちょっとでいいので、たまには自分に向けてあげてください。」
蟹座さんの鑑定(お客様を実際に占うお仕事)でこんな言葉を投げかけることがあるのですが…そういうことを言うとですね、大体蟹座さんは
「??????」
っていう感じの顔をするし、「えっ?なんで?」って言葉が返ってくるんですよね。それだけ、蟹座さんの愛は本当に他者にばかり向けられてしまうってこと。愛は、心を育てる養分なんです。だから、それを他者にのみ使うんじゃなくて、自分に対しても使ってあげてください愛を自分に向けることができれば、蟹座さん特有の感じやすい心を安定した器に育てられますよ。
蟹座の人は、限界まで自分を愛したり、労ってあげてほしい満月の日です。蟹座以外の人は、自分に対してはもちろん、他者に愛を向けて、愛を言葉や感謝として表現してください。
どの星座に生まれた人であっても、この満月は「ありがとう」という言葉が開運を呼びます。他者はもちろん、自分にも忘れず愛と感謝を言葉にして、この蟹座満月パワーにあやかりましょう!
過去にアプローズを送ろう!
今回の蟹座の満月は、「表現」「限界」「完璧」に関する過去の努力を振り返ることが大切です。振り返るといっても、前回の蟹座新月の目標がある人ない人問わず、どこまでできたかにこだわる必要はありません。過去を振り返り、自分を労ってあげることがポイントとなりますから、意識してみてくださいね。