水族館での飼育は、生き物にとって永続的な保護を受けると同時に、自由を失うということでもあります。さらに、そんな水族館で飼育されている海の生き物にはそれぞれ象徴的な意味が含まれており、選んだ生き物の種類はあなたが深層心理に抱えている問題を表します。
この心理テストでは、そんな「水族館で飼育されている海の生き物になるとしたら、自分は何の生き物だと思うか」によって、あなたが日頃抱えている無力感の正体を掘り下げます。
イワシ……集団生活におけるストレス
イワシは、集団で生活する魚。そんなイワシを選んだあなたが抱えている無力感の正体は、集団生活における不安。無理して人と同調することに疲れてはいませんか。集団生活の不安以外にも、無個性感に打ちのめされているという可能性もありそうです。無力感を解消するためには、角が立つことを恐れず自分の意見を言ったり、自分の持つ個性をアピールしたりすると良いでしょう。
イルカ……自分を見失いがちなところ
イルカは、水族館の人気者。観客を楽しませるためにたくさんの芸を披露してくれます。そんなイルカを選んだあなたが抱えている無力感は、人に喜んでもらおうとするあまり自分を見失ってしまうことが原因。サービス精神旺盛なところは長所でもあるのですが、自分を見失いがちなところも。ひとりの時間を作って、自分を大切にすることを意識して過ごすのがおすすめです。
クラゲ……周囲に飲まれてしまう感覚
ご存知でしたか?ふわふわと漂うクラゲは、実は泳いでいるわけでなく水流に流されて漂っているだけ。そんなクラゲを選んだあなたが抱えている無力感の正体は、周囲の人に飲まれてしまうという不安から来るようです。自分の意見を受け入れてもらえない環境に身を置いているのであれば、環境を見直したほうが良さそう。自分を大切にしてくれる人と関わるようにしましょう。
ペンギン……夢がまだ叶っていないこと
ペンギンは、鳥類でありながら飛ぶことができません。そんなペンギンを選んだあなたは、夢が叶わないことに焦りを感じている可能性があります。夢を叶えて理想的な人生を送りたいと思うあまり、現状への不満が無力感につながっているのですね。夢を叶えるためには、夢を追いかける過程を楽しむことが大切。叶えることに固執し過ぎないようにして、今を楽しむと良いですよ。
診断を終えたあなたへのメッセージ
一生を水族館の中で生きる水族館の生き物たちは、ある意味では不自由な存在。ですが、人間は水族館の生き物と違って、自分から外の世界へと一歩を踏み出すことができます。
もしあなたが不自由な現状に無力感を感じているのであれば、閉じられた現状の中に留まるのではなく、現状から一歩踏み出してみることがおすすめ。勇気を出して行動することができれば、自由な環境を掴み取れるはず。もちろん、自由な環境を手に入れた後には、無力感を覚えることなく毎日を過ごせるようになるでしょう。(吉田青央)
- 1
- 2